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書くのが苦手なマーケが文章力トレーニングをはじめてみました

こんにちはco-meetingマーケティング担当の青木です。
 
2022年も残り1ヶ月となりました。あっと言う間に1年が過ぎていたなと思う自分がいます。
note記事も最低でも毎月1本は書くぞと意気込んだのに筆が進まず、他の人が定期的に記事を出している様子を眺めて、書きたいけど書けない、投稿できない月があったことに悔しさを感じております。(笑) 

「文章を書くことが苦手だけど、書きたい」そんな私ですが、文章力の苦手意識を少しでも改善したいという思いから、今回「ビジネス文章力トレーニング講座」を受けてみることにしました。

なぜ文章力トレーニング講座を受けようと思ったのか?

 これまでも「文章能力を磨きたい」という切実な思いから、文章作成のノウハウに関して本を買ってみたり、いろんな記事を読んだりしてきました。しかし、もともと書くことが好きではない私が、いきなり「伝わる文章とは」「理論的な文章とは」というテクニックの話を読んでみても、うまく活用できませんでした。
 
書くこと自体が好きではないため、「伝えたいことが明確で、教えられた型どおりに書けるのであれば、すでに書けているのでは」と否定的な気持ちになってしまったのです。

もちろん、「自分は書かない」という選択もあるかと思います。しかしその選択をしてしまうと、いざ「急ぎでこのようなコンテンツが欲しい」「緊急で告知しなければならない」という状況になった時に、間に合わない恐れもあります。
 
今の仕事での立場上、文章を書かずに仕事を進めることはできないため、これまでは場合によっては外部に校正を依頼しながら、コンテンツを書いてきました。
 
そんな経緯もあり、「仕事の効率をあげるためにも文章作成の苦手意識を克服したい」と上司に相談をした際に、「それなら、良い講座があるよ」と紹介されたのが、今回受講を決めた「ビジネス文章力トレーニング講座」でした。
 
「ビジネス文章力トレーニング講座」は、元編集者の経験のある現役ライター兼、作家の方が「1対1」で「丁寧」な添削指導をしてくれる講座です。月4回、先生から受講者に合わせた課題が出されるとのことなので、自分の背景や実力に合わせて、内容がカスタマイズされるのはありがたいと思いました。
 
これまで、きちんとした文章指導を受ける機会はなかったので、自分の文章力をしっかり知るキッカケにもなるかと思い、講座を受けることを決めました。
 

 ライティング講座の1回目の課題を終えて思ったこと

 1回目の課題は、①簡単な自己紹介文と、②文章作成において苦手だと考えていることの2つについて、文章で書いてみることでした。①と②の分量は、それぞれA4用紙1枚程度に納めるように指示がありました。
 
この課題の狙いは、以下の3点です。

  • 自分の考えを、初対面である先生に分かりやすく伝えること

  • 自分が苦手としていることを知り、それを先生が今後の課題設定に活かすこと

  • 文章配分の訓練をすること

今回は考える時間、第1稿を書くための時間、校正にかけた時間を合わせて、5時間ぐらいかかりました。
 
翌週には先生からの添削が戻ってきて、どのように書けばよいのか、細かく丁寧に指摘されていました。
 
 受講規約上、添削文の公開は残念ながらできないのですが、自分が書いた内容に対して大きく4つの指摘をいただきました。

  1. 音節の多いカタカナ英語を一文中に多用しない

  2. 長い一文を避ける

  3. 補助語の「良く」はひらがなに

  4. 「ですます調」と「だ/である調」を混ぜない

その中でも、特に1.の「音節の多いカタカナ英語が一文中に多用されていると、なぜ読みにくいのか」について詳しく教えていただいたのですが、説明の仕方が私ならではの背景に合わせた説明で、とても納得のできる内容でした。
 
前提として、簡単に私の背景を説明すると、幼少の頃から英語を使う環境におり、また仕事でも海外の情報に触れたりツールを使ったりすることが多いため、言葉で表現するときに、ついカタカナ英語を使いがちな傾向があります。
 
今回、先生に指摘されたポイントとしては、「読み手によっては大量のカタカナ英語に拒絶感を示す場合がある」とのことでした。 より具体的には「音節が複数ある、長めの英単語」の場合は、理解するための認知作業がいちいち必要になるため、脳が無意識に嫌がってしまうのだそうです。
 
似たような指摘は、これまでも周りの方から言われることもあったのですが、今回先生から、

“英語の中に、別の言語のキーワードがたくさん混じっている状況を考えてみてください。ただそれだけで、なんだかイヤになってくる人の気持ちに、少し共感できるのではないでしょうか。”

…という説明をいただいて、自分ごととして理解がとても深まりました。
 
実際に、指摘を受けた文章を英語に書き直し、カタカナ英語をすべてローマ字表記にしてみると、ものすごい違和感を感じる英文になっていました。
 
例えば、私が日本語で
 
最適なユースケースに合わせたマーケティングプランをグローバルエンジニアと連携しながら提案してきました。
 
…と書いた文章を英語に書き直し、カタカナ用語の部分をローマ字表記に置き換えると

I have proposed mâkethinguーpuran tailored to
best yûsu-kêsu in collaboration with gurôbaru-enjinia.

という感じになってしまいます。言うまでもなく、長文になればなるほど、さらに変な文章になっていました。
 
「読み手に取っては、こんな風に見えていたのか」と衝撃を受けました。
 
「なぜカタカナ英語を使いすぎてはいけないか」を、今までで一番納得できる形で実感したような気がします。今後の文章の書き方を見直す良いキッカケになりました。
 
受講者が理解しやすいように、こうした「ちょっとした工夫」を入れて説明してくれる先生はすごいなと思いながら、1回目の課題の添削を読み終えました。
 
2回目の課題はメール文でした。次回の添削結果が果たしてどうなっているのか、先生はどんな工夫をしてくれているのか、少し楽しみな気分になっています。↑添削結果を楽しみにしている自分がいるとは想像もしなかったです。
 
今回の講座を続けることで文章作成に必須の5つのスキル(読解力論理力想像力表現力ユーモア)が、バランスよく身につくように設計されているので自分の書き方がどう変わるのか楽しみです。 
 
書くことを「苦」と思わず普通にできたら、周りの負担を減らすこともでき、「自分ができること」を増やす大きな一歩になると思っています。 成果が出るまで半年ぐらいかかるそうですが、地道に取り組んでいきたいと思います。

みんなにも読んでほしいですか?

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