おふろCafé あげき温泉で集中ワーク!静かな空間で気分転換
こんにちは、アオトモです。
家から働くと、家事との両立がしやすいと感じる人も多いですよね。ただ、実際には「仕事と家事が同じ空間にあることで、かえって集中しづらい」と感じることもあるかもしれません。
例えば、仕事の合間に洗濯や掃除をするとリフレッシュになる反面、「家事を片付けなければ」という気持ちが強くなって、仕事に集中しきれないこともあります。私もこの時期になると、大掃除や家事が頭をよぎり、どうにも気持ちが落ち着かない日があります。
そんな時、「普段と違う環境で働くことで気分を変えられないかな?」と思い、地元でリモートワークに適した場所を探してみました。そこで出会ったのが、温泉とサウナが楽しめるワークスペース付き施設、おふろCafé あげき温泉。三重県いなべ市にあり、2024年4月にリニューアルオープンしたばかりとのこと!
「温泉でリフレッシュしながら仕事できるなんて最高かも」と期待しつつ、早速訪れてみることにしました。
自然豊かなロケーションで気分転換
おふろCafé あげき温泉は、三重県いなべ市に位置し、山々に囲まれた自然豊かな場所にあります。私自身は車で約30分という距離感で訪れることができ、アクセスの良さを感じましたが、名古屋から訪れる場合は少し時間がかかるかもしれません。それでも、移動中に景色を眺めることで、気分を切り替える良いきっかけになると思います。
車で訪れる場合の具体的なアクセスは以下のとおりです:
東海環状自動車道・大安ICから約10分
東名阪自動車道・桑名ICから約30分
名神高速道路・関ヶ原ICから約35分
公共交通機関を利用する方にとっても、最寄りの三岐鉄道北勢線「阿下喜駅」から徒歩3分という便利な立地です。また、無料駐車場が広々と完備されているため、車での訪問も安心です。
実際に施設を訪れると、周辺の静かな環境が都会とは異なる穏やかな空気感を作り出しており、「ここなら集中できそう」と思わせてくれる魅力がありました。移動に少し時間をかけても、その価値を感じられる場所だと思います。
「温泉」でリフレッシュ!仕事の流れを切り替えるキッカケに
おふろCafé あげき温泉の大浴場には、かけ流しのアルカリ性天然温泉が注がれており、あつ湯とぬる湯の2種類が用意されています。私は今回、ぬる湯を選びました。長風呂すると、眠くなったり、リラックスしすぎるので10分ぐらいの入浴でしたが、リフレッシュしたいという気分にぴったりでした。
湯船に浸かると、じんわりと体がほぐれる感覚がありました。特に長時間パソコン作業をしていると肩や首が凝りがちですが、その緊張が和らぎ、体が軽くなるように感じました。
温泉に浸かった後は、自然と気持ちが切り替わり、頭がすっきりとする感覚がありました。この状態でワークスペースに戻ると、いつも以上に集中して仕事を進められた気がしました。血流が良くなり、足先までポカポカして、心身ともにリフレッシュできたことで、気持ちよくタスクに取り組めたのだと思います。
温泉は、単にリフレッシュするためだけでなく、仕事の流れを切り替えるきっかけとしても活用できると改めて感じました。仕事中に「ひと息入れたいな」と思った時には、こうした場所を利用するのも良い選択肢だと感じています。
快適なワークスペースでもくもくと作業を…
温泉で体がほぐれた後は、施設内のワークスペースで作業をしました。このスペースには、一般的なデスクと椅子だけでなく、クッションに座りながらリラックスした姿勢で仕事ができるエリアや、まるで秘密基地のような小部屋も用意されています。自分の作業スタイルに合わせて自由に選べるのが魅力的でした。
私はその日の気分で、まずはデスクに座り、集中してタスクを進めました。その後、気分転換にクッション席へ移動。座る場所を変えるだけで、自然と気分がリフレッシュし、作業の効率も上がるのを感じました。
そして何より、視界に入る中央の暖炉から見える火が癒しとなりました。炎が静かに揺れる様子は、ただ眺めているだけで不思議と心が落ち着き、リラックス効果を与えてくれます。この暖炉が空間全体の雰囲気を柔らかくし、集中しながらも穏やかな気持ちで仕事を進められる理由の一つだと感じました。
さらに、館内には無料で利用できるコーヒーマシンが設置されており、ちょっとした休憩時にとても重宝しました。コーヒーを片手に暖炉を眺めながら次のタスクを考える時間は、普段の仕事場では得られない贅沢なひとときでした。
また、この施設には予約制のパーソナルミーティングボックスもあります。私は社内のオンライン会議でこのボックスを利用しましたが、周囲の音を気にせずに会話に集中できたのが便利でした。「こういう設備があるから、会議の日でも安心して来られるんだ」と実感。リモートワークの場所選びに新たな選択肢が増えた気がします。
食事について:館内の軽食と隣接地の本格的な料理
1日滞在する場合、気になるのが食事ですが、おふろCafé あげき温泉には館内外でいくつかの選択肢があります。
館内の北欧サウナカフェ Lämpö(ランポ)では、フィンランドの家庭的な味を再現した軽食が楽しめます。メニューはオープンサンド、ミートボール、サーモンスープなどシンプルな構成ですが、温かみのある味わいでほっと一息つけます。ただし、一般的なスーパー銭湯の食事処と比べると選択肢は少ない印象です。今回私はオープンサンドとスープを食べました。
しっかりとした食事を摂りたい方には、隣接地の「新上木食堂」がおすすめです。自社農園で育てた無農薬野菜を中心に、素材にこだわった料理が楽しめます。ただし、こちらを利用する場合は一度退館する必要があり、再入館時には再度入館料が必要になる点には注意が必要です。
コスパの良さも魅力
おふろCafé あげき温泉の平日の入館料は700円で、サウナラウンジを利用する場合は追加500円(レンタルタオルは300円)となっています。温泉だけでなく、快適なワークスペースも利用できることを考えると、1,000円程度で1日過ごせるのは非常にコストパフォーマンスが良いと感じました。
なお、土日や祝日には料金が少し変わるため、詳しい価格帯については公式ウェブサイトの入館料のページをご確認ください。
サウナエリア:次回の楽しみに
おふろCafé あげき温泉には、別館に有料エリアとして「サウナラウンジ Serow」があります。このエリアでは、3種類のサウナ、中庭デッキでの外気浴、屋内ラウンジでのリラックス空間を楽しめるとのことです。サウナ好きの方には特に魅力的なスポットですが、今回の訪問は温泉でリフレッシュしながら仕事に集中することが目的だったため、サウナエリアには立ち寄りませんでした。三重観光でサウナエリアのレポートが載っていたので参考にしてください!
それでも、館内を歩いている際に少し見えた中庭デッキの雰囲気や、ラウンジの落ち着いた空間には心惹かれるものがありました。これまで、サウナに入る習慣があまりなかった私にとって、温泉でのリフレッシュ体験とどう違うのかが少し気になるところです。
次回は、温泉の代わりにサウナを試してみることで、どのような違いがあるのかを確かめてみたいと思います。
これもまた、「自分に合ったリフレッシュ方法」を探る一環として楽しみにしています。
まとめ:温泉でリフレッシュしながらいつもと違う働き方を
おふろCafé あげき温泉は、リモートワークに少し変化を加えたい方にぴったりの施設だと思いました。静かな環境で集中できるワークスペース、リフレッシュ効果抜群の温泉、さらに会議や打ち合わせにも対応できるパーソナルミーティングボックスなど、仕事とリフレッシュを両立できる多様な選択肢が魅力的です。ただ、週末はファミリー層が多いと聞いており、平日のように静かな環境が保たれるかはわかりません。
特に、短時間のぬる湯入浴で仕事に集中しやすい状態を整えられるのは、普段のリモートワークでは得られない新鮮な体験でした。次回はサウナエリアも体験してみたいと考えています。皆さんも温泉やワークスペースを利用して、いつもとは違う働き方を試してみてはいかがでしょうか?