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co-meetingエンジニアブログ

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co-meetingのエンジニアが日々調べたことや勉強会のアウトプットなどを公開していきます。Salesforceに関することが多くなりそうです。
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#ゆるっとSalesforce

Salesforceのシングルサインオン設定

こんにちは、co-meetingにてエンジニアしているハナミズキです。 今回はSalesforceのシングルサインオン(SSO)について調べてみましたので、調べた内容を紹介します。 この記事は先日のゆるっとSalesforceトーク #43 で発表した内容をまとめたものです。 1.はじめにこれまでシングルサインオン(SSO)についてよく分からず、「とりあえず他のサービスにGoogleアカウントでログインできるやつがSSOなんでしょう?」という程度の知識しかありませんでした

Salesforce Lightning Design System のアクセシビリティガイドラインを読んでみる

おはようございます、co-meetingの町田です。 Web開発をしていると、アクセシビリティという言葉は目にするのですが、概要をしっかりと読み込むことがこれまでありませんでした。 HTMLの書き方に沿ってなんとなく aria や role を使っているレベルです。 ということで、この記事の目標は、アクセシビリティの概要を知り、Salesforce Lightning Design System(以後SLDS)のアクセシビリティガイドラインを使えるようになることです。

[Winter '25] 気になるリリースをピックアップ〜他メンバーのピックアップしていないリリース雑多に編〜

こんにちは、木村です。この記事では他のメンバーのピックアップから漏れたけど、気になるリリースをカテゴリ問わず取り上げていこうと思います。 他のメンバーのピックアップ記事は以下をご覧ください。 [Winter'25] 気になるリリースをピックアップ〜App Builder編〜|mcho [Winter '25] 気になるリリースをピックアップ ~ID・アクセス管理~|株式会社co-meeting ゆるっとSalesforce #41 Winter '25 リリースノート

[Winter '25] 気になるリリースをピックアップ ~ID・アクセス管理~

はじめにこんにちは、荒武です。 Winter '25のリリースノートから気になるリリースをピックアップするシリーズ記事となります。 この記事では自分がWinter '25のリリースノートの中からIDとアクセス管理関連で気になったトピックをピックアップして紹介します。 今回私がピックアップしたのは以下の4つになります。 認証コールアウトを実行できるユーザーの簡単な制御 ヘッドレス登録フローの機能強化の最大限の活用 個々の JWT ベースのアクセストークンの取り消し よ

Salesforce Pub/Sub APIを使って外部アプリから変更データキャプチャとプラットフォームイベントを購読/公開するデモを作ってみた

こんにちは遠藤です。 ゆるっとSalesforce #38では、SalesforceのEvent BusについてとEvent Busにつながる機能を整理した内容を発表させていただきました。 この記事ではイベント後半に紹介したデモについて、手元で試すためのセットアップ手順とコードの解説を中心にまとめています。 前半のEvent Busの概要については以下の記事にて解説しています。こちらの記事も参考にして下さい。 今回紹介したデモについてイベントで紹介したデモは、codeL

Lightning Flow Scannerで何が確認できるのか

こんにちは、co-meetingにてエンジニアしているハナミズキです。 今回のネタはLightning Flow Scannerです。 Lightning Flow Scannerは、Salesforceのフローを解析し、問題のある箇所をお知らせするツールです。 このツールについてはSalesforce Developerのyoutubeチャンネル codeLive 「codeLive: How to Optimize Flows Using Lightning Flow

[Summer’24] リリースノートからピックアップ〜フロー編〜

こんにちは、co-meetingにてエンジニアしているハナミズキです。 この記事はSummer '24のリリースノートからフロー関連で気になるリリースをピックアップしたものです。 ゆるっとSalesforceトーク #34 Summer '24リリースノートピックアップ で発表した内容もまとめています。 ※★の数は私の気になったポイントであり、★の数が多いほど注目している追加機能です。これらは、5/22のゆるっとで紹介した機能となっています! 待望の正式リリース★変換要素

Summer '24 リリースノート ピックアップ ユーザーアクセスポリシーのGAなど権限関連まとめ

こんにちは遠藤です。 ゆるっとSalesforce #34 はSummer '24のリリースノート輪読会を行いました。 私、遠藤は「カスタマイズ」の「権限と共有」セクションから以下の機能を紹介ししました。 「ユーザーアクセスポリシー」がGA ユーザー権限とアクセスの概要の表示 権限セット、権限セットグループで有効化されている権限の概要 ユーザーアクセスポリシーがGA昨年のSummer '23でベータ公開された「ユーザーアクセスポリシー」がGAとなりました。 参照

Salesforceプロンプトビルダー入門

こんにちは木村です。 今回はSalesforceが現在激推しの生成AI機能 Einstein GPTの構成要素であるプロンプトビルダーを解説していきたいと思います。概要、試せる環境の紹介、実際どう使うのかを紹介していきます。 長くなってしまいましたが、半分以上チュートリアルですので、そこは必要に応じて読み飛ばして、怖気づかず読んでもらえるとうれしいです。 なお、この記事は以下のイベントで発表した内容です。定期開催しているので、ぜひご参加ください。 1. プロンプトビル

Salesforce Experience Cloudの初心者が「Salesforce Experience Cloudデータ セキュリティ ルール ブック」を読んで解説してみた

こんにちは、遠藤です。 「ゆるっとSalesforce #23」では「Experience Cloud権限設定入門」と銘打って「Salesforce Experience Cloudデータ セキュリティ ルール ブック」の読み合わせを行いました。 この「Salesforce Experience Cloudデータ セキュリティ ルール ブック」については、Dreamforce '23のセッション「Best Practices for Data Security in Exp

Salesforce Connect について調べてみた

こんにちは、co-meetingにてエンジニアしているハナミズキです。今回のネタはSalesforce Connect(旧Lightning Connect)です。2014年にリリースされた機能でありますが、外部データと連携する機能としては気になっていたので調べてみました。 今回は、ゆるっとSalesforceトーク第31回目の発表で利用したスライドをベースに紹介していきます。 公式ヘルプ Salesforce Connect 1.概要まず初めに、概要から、Salesfo

フローのHTTPコールアウトアクションと変換要素を使ってノーコードでGoogleタスクと連携してみた

はじめにこんにちは、荒武です。この記事はWinter '24で正式リリースとなったフローのHTTPコールアウトアクションとWinter '24でベータになったデータ変換要素を利用して下記を実行する画面フローをそれぞれ作るチュートリアルとなっています。 GoogleタスクをもとにしたTodoの作成 TodoをもとにしたGoogleタスクの作成 記事に沿って手を動かすとフローでのHTTPコールアウトアクションおよび変換要素の使い方が一通り学べると思います。 フローのHT

Salesforce DevOps Centerを触ってみた〜注意するポイント・期待すること〜

こんにちは、co-meetingにてエンジニアしているハナミズキです。今回のネタはDevOps Centerです。正式リリースされてから気になっていたので今回触ってみました。 1.はじめにSalesforce DevOps Centerは、開発作業の変更や更新を直感的かつ使いやすく管理するツールです。特に、従来の「変更セット」の代わりとして機能し、開発の進捗を視覚的に確認・管理できるよう設計されています。 このツールは、ローコード環境で作業するシステム管理者からVSCode

DataWeave in Apexを使うためのDataWeave入門

こんにちは。木村です。 この記事はWinter '24でGAになったDataWeave in Apexを使えるようになるための記事です。そのためにはDataWeave言語自体を知る必要があるので最低限押さえておく必要があることを解説し、最後にApexで使うと便利そうなユースケースも合わせて紹介します。 対象読者はSalesforceコアプラットフォームエンジニアでDataWeaveを知らない方です。と言っても私もDataWeave初心者ですが… なお、この記事は2月28日